2023-02-17 淡い 適度に私は距離をとる 消えそうな君色を私は蝋燭で溶かしてみる 感情も欲も全て火の中 照らし出された 君色を刹那の淡い火 手を翳し 貴方の背中を触る 暖かい温もりが手を通して判る 色彩色に染まった 心は濃い色の愛と憎愛 赤い血液は私の中に流れ込み ドロドロの愛を望んでは 消えて 記憶がちぎれた