空虚の中の詩に代えた哀れさ

詩を書いてます。お手柔らかに

かなえろ 太陽に愛を

猫は笑って

「またね」

 

「おやすみ」

 

「またね」

 

猫の猫

貴方はまた何処かへ行く

 

綺麗な瞳で綺麗な体で綺麗な刺青を身に纏った

猫は

また私の目の前に姿を現す

 

私は醜くなる

時間が経つ度に

私は嫉妬する

時が経つ度に

私は変わらない

時が経つ度に

私は目を閉じた

また私の前に汚れた姿で現れて

私をまた更に汚してくれると

私は期待をしてしまって

君は何も思ってはいないのに

道化師にはまだなれない

道化師にはまだ慣れない

 

もう会えない事ぐらいわかってるのに

もう会えない事ぐらいわかってるのに

理解しているのに

 

もう猫は笑っているのに

もう君の顔も思い出せないというのに

 

また声がする