空虚の中の詩に代えた哀れさ

詩を書いてます。お手柔らかに

かなえろ 太陽に愛を

感情不可

ガラスケースの中のギニョール人形

其の名の通り僕はギニョール人形

 

本物の人形

もちろん乳首も無ければ下もない

汚い肌に触れ

彼の血が流れてる

穢れている血

 

彼の血が流れてる

何も感じなくなった痛みと心

彼の血が流れてる

生きてる理由其れすら理解が出来ない

そう生活できてさえいれば其れでよかった

飼ってくれる

今日も汚れた大人の玩具になって

身体に刻まれ焼け爛れた

暴力で傷に耐えない体

白い精子と僕の裸

 

小さく光る

 

そこで赤となり

死を遂げた

「街灯のない暗闇の中

満月其れを取り囲むように光る石

まるで生きる価値のない

生きていく理由もない」