2022-10-04 口 哀しさを小瓶に詰めたならば 小さな海が出来てしまう 其処に私は溺れて 誰も悲しみを知らない場所へと埋めて 夢を詰めて貴方に小瓶を送るわ 中に入ってごらん 大きな海がそこにできているの 誰もいない空虚 パーティーに誘われたけど 私は家でワインを開けて 大きな海岸の波に打たれながら 大きな波に酔わされた グラグラと息が止まっていく 大きな瞳の中 そして大きな口